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2017年 Endless SHOCK観劇 ☆1

始めに。

帝劇公演の感想です。
かなり主観に基づいてますので事実と空想と記憶違い、時系列崩壊が混雑してます。
未観劇の方、ネタバレNGの方はUターン推奨。
間違ってるところは、こいつ馬鹿じゃね?と思いつつ全力でスルーしてください(夜道も歩きたい)



菱形の隙間からコウイチさんが登場する前のこと。
めざましテレビで映った開演前舞台裏の
光一さんが胸元に拳をあててそれを自らの掌で包む姿(ハイヤーの際にヤラさんの後ろから登場する時になさってるような手の包み方)が蘇り、心臓がギュッとなる気が致します。

毎公演全力どころか気力も体力も絞り出して下さってるのは存じ上げているつもりでしたが、

俺、今日乗り切れるかな。

なんて思ってらっしゃることもあるなんて思っておりませんでした。
知ってしまったら、こちらもその強い想いを受け取るため、ある種の覚悟が必要なのだと改めて思いました。
開演前から真剣に観る覚悟を決めたのは個人的には初めてだったかもしれないです(今まで観劇できることに浮かれてる気持ちの方が強かったので)
取り留めもなく思い出した順に書くのでただのメモ状態で読みづらいですがよければおつきあいください。
文字数多くなるため、敬語は以下省略。


進行役のオーナーから問いかけられる
「走り続けることの意味とはなんでしょう」

その答えを探す旅の一部がこのストーリーの骨。
その意味はなんだろう、と考えて感じながら観てください。との優しい促しだろう。
オーナーのお人柄が出ている。


始まりは小さな劇場。
ショーへの思いの強い人が集まる運命なのか、
長い歴史(だから子供達がレッスンするような環境もある所なのだろう)の中、去っていった者たちの亡霊がやってくる。
そこは運命の劇場。
(まさかこの亡霊にコウイチさんも加わることになろうとは)
オーナーは自分の劇場には亡霊が出ることも、なぜ出るか(ショーへの思いが強いから)も知っていて、劇場を守ってきた。
オーナー自身も、おそらくその亡霊たちすらも執着したくなるほど

羨ましい

と思われているのが、磨けば磨くほど輝いていくコウイチさんの存在。
暗いところに現れる(後にコウイチさんが亡霊として再登場の際も明かりが落ちてから登場するのもそのためと思われる)亡霊にはそれがどんなに眩しかったことだろうか。
だから(その怨念のようなもので)少しずつ不幸な方へカンパニーの運命がかけ違えられてしまっていくのではないか、とすら思う。

そんな
暗い劇場に
強い光が差し、
眩しく輝くコウイチさんが天井に吊られて(亡霊は床にいたのに)登場。
天と地のこの対比でコウイチさんのスター感が増す。

天井から登場したりマスタングが浮遊したりという突拍子もないことへの驚きは、オフでこんなことができるなんてそりゃ新聞にも取り上げられるわ。という納得性に繋がる。

ここでスタッフミス?によりバランスを崩しながら着地。
その事を後でヤラさんに鬼の首を取ったように喜々としてからかわれるが、
コウイチさんはステージの上でのことは自分の問題と捉えているのか責任転嫁してスタッフさんに文句を言うこともなければ周りにも当たり散らしたりはしない。ただ笑って受け止め、トラブルがあってもショーが続けられたことを純粋に喜んでらっしゃるように見える。
(リカちゃんはそんなコウイチさんのことをよく見て知っているので
色々あってもコウイチは何も言わないじゃない、
という)
そんな人のミスに巻きこまれたコウイチさんと違い、
完璧にその日のショーをやり遂げたヤラさんは
俺は最高~♪
(の出来だったぜ)なわけで、千穐楽なことも相まってちょっとはコウイチさんに対抗出来たと喜びもひとしおなのだろう。
蝶ネクタイもさっさと外して、カイトさんに渡し、年の離れた2人の後輩をぐりぐり可愛がるご機嫌ぶり。

気持ちを爆発させながら脚立の上で歌うヤラさんの姿を、コウイチさんはヤンチャな弟に向けるような慈愛も込めてしょーがないやつだなヤレヤレとでも言うように笑う。
コウイチさんが育てたいのは(求めたのは)、対抗意識ではなく、共に高みを目指してショーを作っていく為に横に立てる人物だったのだろう。ヤラさんはとっくにそれに値する実力があるとコウイチさんに認められていたのかもしれない(だから鼓舞し続けられた)
なのに、
俺が、(コウイチさんより)
有名になる、
ということの方に意識が行ってしまっていてコウイチさんにはそれが歯がゆい。

華やかなショーをしたいヤラさんと、
芝居の原点にかえりつきつつめる為シェークスピアをやりたいコウイチさん。
ここでも対比。
ファンの為にも自分の(有名になる)為にも今のこの華やかなショーを続けたい。
ヤラさんの意見も的を得ているのだとコウイチさんはきちんと理解しつつも、その目はもう一歩先を見つめている。
オーナーはそれを分かっていてたは二人共をフォローする。

二つの木箱を囲って、コウイチさん側とヤラさん側に
それぞれ配役されているとはいえ、
全員で中心に集まって前を向いて歌うなど、団結力とショーが大好きなのだという気持ちが溢れているキラキラしたシーン。
ヤラさんが木箱の上に座り、どさくさに紛れて無許可でリカちゃんの生肩にそっと触れ(れない時もありますがw)た後の嬉しそうなハニカミ笑顔が(ちょん、と触っただけなのにこんなに喜ぶなんて)少年の恋のようでなんとか報われやしないかななんて思う。

コウイチさんがフクダさんの肩叩いて、屋上行く宣言する時、余計なお世話ですがあんながっつり叩かれてフクダさん痛くないんか?遠慮がねぇな、なんて思う日もありますがフクダさんには宣言してから屋上へいくことも、強めに肩を叩けるとこにも厚い信頼関係が見える。
そして、次はヤラさんとハマナカさんの信頼関係をみせつける番。
付き合ってもないのにリカちゃんに指輪を渡そうとする重たい系の愛をお持ちのヤラさんのことが余程見てられないのか、何かとアドバイスをしているハマナカさん(休日、ブロードウェイの街で遊ぶ際もアドバイス)
ヤラさんとリカちゃんが付き合うことはないだろーなと分かっていそうなのについ応援したくなるのか、からかってるのか。


屋上。
完成しているとも言えるこのシーンに流石にハマナカさんは登場しない。
いくらヤラさんと仲良くても、コウイチさんたち幼な馴染み軍団からしたら後輩という立場なのだろう。
ここは幼い頃から一緒にやって来た面々の結束。
ここがあるから終盤?のシーンがとても切ない。

→続く